2019年8月16日金曜日

MAGURAのキャリパー・・・その3(最終回)

初めてこのシリーズを読む方はこちらを先に。
MAGURAのキャリパー
MAGURAのキャリパー・・・その2

で、そのMAGURAのキャリパーですが、問題が解決して本日引き取って来ました。
フィッティングの感触も併せて確かめるべく、新宿から自走で帰って来ました。
結果、ブレーキの効き具合◎
フィッティングも◎でした!


さて、今回のMAGURAのキャリパー不具合問題、SPECIALIZED新宿店さんに持ち込んだところ、当初の想定どおりまずは「エア噛み」の疑いという事でエア抜きを行い、その上でピストンが正常に動いているかを確認しましょう!
となったのは「その2」で既報の通りですが、その結果ピストンは問題なく、エアを抜けば正常に作動する様になるでしょう、という一報がありました。
その時点でフロントは問題なく作動する様になったとのことで、リアについてはブレーキレバー側のエア抜きをする穴を塞いでいるトルクスナットを取り寄せた上で作業する、とのことでした。
MAGURAのエア抜きは、キャリパー側と、レバー側の二箇所から行うそうです。
詳しくはこちら





左右とも締めすぎていてねじ山がつぶれていたそうです。
「外すの大変なんですよ、潰れると」と。でしょうね^_^;






フロントキャリパー。
前回と違って、しっかり閉じてます。




ブレーキレバーのロックをリリースすると・・・





ちゃんと開放されます。
ワッシャーは当然1枚ですw



新宿店さんに持ち込むまではリアは正常に作動していてフロントに問題あり、と素人見立てをしていました。
が、実は問題はリアにありました。
リアはエア抜きをしてもキャリパーの戻りが渋かったそうで、分解してくださったそうです。
するとこんな問題が・・・




キャリパーの支点を止めているトルクスネジ。本来はしっかり締め付けていても左右均等に動くのだそうです。
でも、もともとついていた写真のキャリパーは左右で可動域が違います(右が動きがスムーズではなく握っても動きません)
なぜかと言うと・・・




トルクスネジを外してみます。



するとなんとベアリングが崩壊、錆びついて固着してます!



本当だったら、これでご臨終ゆえにメカニカルキャリパーへ交換!となったところですが、なんとスペシャさん、デッドストックのMAGURAキャリパーと交換してくださいました(当然有償ですけどメカニカルキャリパーに一式交換するより段違いにお安くすみました^_^;)。
MAGURA RTシリーズってそもそももう生産中止、代理店も取り扱っておらず交換なんて期待していなかっただけにこれにはもう感謝感激でした。
SPECIALIZED新宿店のMさま、本当にありがとうございました。
Blogを通じてで恐縮ですが、あらためて御礼申し上げまする!





と言うわけで来週末のうつくしまに今度こそ本当に間に合いました!
しかし、手に入れてからの紆余曲折1ヶ月半。
エア抜きのところでもリンク貼らせていただいてますが、SHIVのMAGURAで検索すると必ずヒットする、有名なこのShopのBlogを見つけておいてよかったです。諦めずに済んだから。
最後の手段は大阪行くか?!と真剣に考えましたからね。ほんまwww
有名Shopと雖も盲信してはいけないと言うことですね。少なくともフロントは普通の整備で治ったはずなので・・・
あと、最低限の知識は持っておかないといけない、と言うことにも今更ながら気づかされました。。。
今回は色々と勉強になりました。

みなさま、これまでの応援、励まし、ありがとうございました!



あ、そうそう、フィティング効果ですが。。。
今日は電車移動だったのであえてサイクルジャージのパンツは履いていかなかったんですね。つまりケツパッドなし。
でも、帰りの25Kほどの道のり、パッドなくても快適でおケツが全く痛くならなかったことを付け加えておきます。
おしまい・・・





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