2019年8月7日水曜日

MAGURAのキャリパー…その2

先日のBlogで、まぁ乗っても問題ないであろうレベルまで改善したと報告したMAGURAのキャリパーですが(参照「MAGURAのキャリパー」)、
同じくMAGURA使いの知人から、「キャリパーを清掃&注油したらだいぶ動きが良くなったよ」とのアドバイスがあったので、清掃&注油してみました。
メンテの基本は掃除、とは良く言ったもので色々観察できました。
観察しているうちに構造とか気になったので、インターネットで検索して取付説明書を見つけDLしてセッティングの確認をしてみました。
すると色々理解が進み、「このまま乗っちゃダメじゃん!」ってことに^_^;





お恥ずかしい話ですが、これまでMAGURAってホイール外すときはタイヤの空気をわざわざ抜いてました。
キャリパーにあるとばかり思いこんでいたリリース機構が見当たらなかったので、さして調べもせずそうしていたのですが、なんとブレーキレバー側にあったんですね!(笑)
いやぁ、お恥ずかしい^_^;

ってことで、フロントキャリパーからこの機能を確認してみると・・・





キャリパーがロックしても開いたまんまであったことを知りました(汗)








MAGURAのキャリパーは、この黒いパーツが




このロッドに被せてあって、このロッドが上昇するとこの黒いプラスティック部品がキャリパーの上部を左右に押し広げ、下降すると押し広げられた上部は元の状態に閉じる、という仕組みになってます。
本来であればロックさせるとこの上部が完全に閉じた状態にはならず、少し開き、ブレーキシューとホイールリムとのクリアランスが狭まる、というわけです。
でも、この仕組みが機能していないので、結果的にブレーキシューとリムとのクリアランスは狭まらないということになり・・・





なんと、ブレーキシューの取り付けに本来1枚で事足りるワッシャーを2枚かましてました。
クリアランスの広さをワッシャーで狭めていたというわけです。





バイクをひっくり返してリア側を確認すると、こちらは1枚。





リアのキャリパーです。
ロックした状態。




ロックをリリースした状態です。



というわけで、フロントキャリパーは本来動作すべき機能の動作確認ができない状態。
また、MAGURAは油圧ピストンを動かすところまではワイヤー使っていて、そのワイヤーの張り調整はレバー側でできるのですがフロントに関しては調整しろ限界まで張ってありました。
これも本来動作すべきロック機構が動作しない結果故の調整だったのじゃないか?と感じ始めたので週末に乗るのは止め、とある方に相談、その方の助言に従ってスペシャライズド新宿店さんに診てもらうことにしたのでした。
それが、輪行バックで出かけた前回のお話です。

さてさて、運命やいかに!



つづく・・・

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